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SAPについて個人的なメモをまとめたブログです

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チャットツールは仕事の生産性を高めているのか?

最近、Google meet・Slack・MS Teamsなどのチャットツールは仕事の生産性を低下させているのではと疑っています。。チャットツールは2000年代からあると思いますが、一般的に普及したのは2010年代中盤くらいだと思います。それまでの電話・メールに続く第3のコミュニケーションツールとして普及してきました。
チャットの良い点としては、リアルタイムのコミュニケーションが可能になるため
迅速な情報共有や問題の解決がでるところがあると思います。また、メールに比べて肩肘張らずに気軽にコミュニケーションできる点もいいところです。メールだとちゃんとした文章を書いて送らないとという意識がありますが、チャットだとこんにちは等の
挨拶から入り本題へ移っていくというリアルの会話に近い感覚でコミュニケーションできます。他部門の初対面の人に連絡する際も、メールを書くよりはチャットするほうがハードルは低いです。
これらの良い点の裏返しになりますが、日常的に仕事のチャットのやり取りはめちゃくちゃ増えていると思います。じっくりと資料を作り込んだりシステムの設計を考えているところに、連続的に通知が来ると、その度に思考が中断されるというデメリットがあります。それなら通知を切ればいいのではないかという話もありますが、中には本当に急ぎのチャットもあるので、そう簡単な話ではなく。また、自分自身もチャットで気軽に聞きたいということもあり恩恵にも預かっていますしね。対策としては集中したい作業があるときは一時的に離席中のステータスにしたりすることですかね。
どんなツールも使いようなのでしょうが、新しいツールが導入されると便利な点が強調されがちでデメリットは軽視されがちです。特に上述したような生産性の阻害は、表に現れにくくく改善ポイントとして上がることが少ないです。コミュニケーションが活発なのはいいことではあるんですが、相手の時間を奪っているというのも事実でそこら辺の塩梅を考えながらチャットツールと向き合って行こうと思います。