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SAPについて個人的なメモをまとめたブログです

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SAP出荷証明 Proof of Delivery (POD)

出荷証明とは?
SAPの最もシンプルな販売プロセスでは、受注伝票→出荷伝票→請求伝票となり、請求伝票(売上計上)の前提は出庫確認となります。つまり、出庫確認した後に売上計上するため、売上計上基準としては、出荷基準となります。出荷証明機能を用いることで、得意先が検収をした後に売上計上する検収基準売上を実現することができます。出荷証明を用いたプロセスでは、出庫確認後に、出荷証明登録を実行し、請求伝票登録へつながっていきます。

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SAPで実行するには?
・出荷明細カテゴリのカスタマイズでPOD関連にチェックを付ける
・得意先マスタ(出荷先)の出荷タブでPOD関連にチェックを付ける
関連トランザクションコード
・VLPOD 出荷証明登録
・VLPODQ 自動出荷証明
用語の意味
「出荷基準」 - 商品・製品を倉庫から出庫した時点で売上を計上する方法のことです。
検収基準」 - 商品等が相手先(顧客)で検収されたことをもって売上を計上する方法のことです。