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SAPについて個人的なメモをまとめたブログです

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SAP SDで発生する仕訳

 

SAP SDで発生する仕訳
SAP SDでは、どのような会計仕訳が発生するかについて整理していきたいと思います。SAPでは、各モジュール間で連携しているので、SD(販売管理)モジュールとデータを作るとリアルタイムにFI(財務会計モジュールへ連携されていきます。販売システムと会計システムが個別にあると、リアルタイムには連携できませんね。SAPでは、以下の販売プロセスが基本的なもので、出庫確認時と請求伝票登録時に会計仕訳が発生します。
出庫伝票:自社倉庫から商品(製品)を出荷するタイミング。出庫確認というオペレーションにより伝票ができます。会計仕訳「売上原価 100/ 商品 100」
請求伝票:商品が顧客へ到着するタイミングで売上計上を行います。「売掛金 220 / 売上 200, 消費税 20」
このように、商品販売時に、在庫勘定から売上原価勘定へ振り替える売上原価対立法を使用しているため、商品の在庫状況がリアルタイムに分かります。また、売上と売上原価が計上されていることにより利益率を正確に求めることができます。
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