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SAPについて個人的なメモをまとめたブログです

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SAP輸送経路決定

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SAP輸送経路とは?
SAPでは、受注伝票明細、出荷伝票ヘッダに輸送経路という項目があります。輸送経路では、商品の輸送手段と区間が決定されます。どこから、どこへ、何を、どのように配送するかという情報が管理されています。そのため、顧客へ何日に届けるためには、何日まで倉庫へ在庫を用意しておかないといけないという日程がわかります。

受注伝票の輸送経路決定について
SAPでは、以下のような要素により受注伝票明細の輸送経路が決定されます。「どこから」、「どこへ」
は出荷ポイント(出荷元)と出荷先の区域により判定されます。区域は、日本だと都道府県ごとに一つずつ持つイメージです。それから、何で配送するかは出荷条件に指定します(例えば、トラック、鉄道貨物、船、空輸など)。また、輸送グループには品目特有の指定が必要な場合は、指定します。実際のプロジェクトでは、標準機能だけで輸送経路提案している方が珍しいかもしれません。

f:id:carthat:20200519162250p:plain①出荷ポイントの区域(Transportation Zone)
②受注先(受注伝票)の出荷条件
③品目マスタの輸送グループ
④出荷先の区域(Transportation Zone)