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SAPについて個人的なメモをまとめたブログです

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【ABAP】ABAP Memoryについて

ABAPメモリは同一セッション内でプログラム間で変数の受け渡しすることができます。あるプログラムで取得したデータを別プログラムでも使用したいこと、ありますよね。そうした場合にABAPメモリを使うことで解決できます。
Export命令で変数の値をメモリに渡します。そして、Import命令でExportしておいたメモリから値を取り出して変数にセットします。

Sample Code

report zrich_0002 .

data: it001 type table of t001 with header line.

select * into table it001 from t001.

export it001 = it001 to memory id 'ZRICH_TEST'.

clear it001. refresh it001.

import it001 = it001 from memory id 'ZRICH_TEST'.

loop at it001.
  write:/ it001-bukrs, it001-butxt.
endloop.

また、ABAPメモリをデバッグで値を確認する方法は、デバッグ中の画面で
GOTO -> SYSTEM AREAS -> ABAP MEMORYのメニューを辿っていくと確認できます。ただ、Standard Debuggerではこのメニューにたどり着けず、Classic Debuggerを使うと確認できました。