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SAPについて個人的なメモをまとめたブログです

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【SAP】プロジェクトのアサイン前面談で聞かれること


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まずは、こちらからこれまでの職歴を話すことが多いです。それからプライム企業 or 
クライアント企業から質問タイムに移ります。前者が15分、後者が15分-30分で全体で
1時間以内に終わることが多いです。

【質問例】
・これまでのプロジェクト経験では、クライアントのユーザと会話することは多かったですか?
 →これは設計やプログラム開発だけではなく、ユーザ側としっかりコミュニケーションして要件定義してきた経験があるかを聞かれています。

・設計書作成するだけではなく、パワポで要件定義や顧客への説明資料を作成したことはありますか?
 →これも上記と同じでシステム実装するだけの人材か要件定義までできるのかを確認したい意図で聞かれていると思います
・これまでのプロジェクトで経験した大きな課題は何ですか?またどのように克服しましたか?
 →SAP案件に限らない、就活一般的な質問ですね。定番質問なので、一つ用意しておくといいと思います。

・英語はどの程度話せますか?この場で英語で何個か質問するので、英語で回答してください
 →グローバル案件だと高いレベルの英語が求められます。それ以外のプロジェクトでも全く英語を使わないプロジェクトはほぼないでしょうから、語学能力は確認しておきたいポイントですね。

ABAPソースコードは読めますか?デバッグはできますか?
 →私の場合は、プログラマーとしての参画ではないですが、要件定義・設計する際にもなにかとコード読めたほうが重宝されるので、ここら辺気にされるプライム企業も多いです。特にチーム内にABAPわかるコンサルがいない場合、聞いておきたいところですね。

・SAPカスタマイズはどれくらい理解していますか?
 →SAP案件固有の質問ですね。カスタマイズは覚えれば何とでもなるので、そこまで重視している質問ではないでしょうが、SAP標準への理解という意味でも聞かれることがあります。

・SAPのコンサル資格は保有していますか?
 →定番の質問。ただ、あくまで資格なので、プライム企業がどの程度、重視しているかは不明。私は資格保有の有無は実務には全く関係ないと考えている派です。


SAPの案件面談はそれほど突飛な質問はない印象です。例えば、マイクロソフトの有名な面談質問で「富士山を動かすにはどうすればいいか?」がありますが、そのような質問は聞かれたことがありません。コンサル企業だとそういう質問をしたくなるかな?とは思いますが、あくまで自社で雇用する人間ではなく、外注なので、そういう頭脳は求められていないのかもしれません。

面談で心掛けていること。
アサイン前面談は受ける側からすると、その面談を突破して仕事を獲得することが目的ですが、それだけではないです。これから長い期間一緒に仕事していくわけですから、自分の経験を盛るようなことはしないで、今、クライアント側で求められている人材と自分がマッチしているかを擦り合わせることが重要です。それは何も知識やスキル、経験だけではなく、プロジェクトの雰囲気を聞いて自分でもやっていけそうかを確認することも大切だと思います。