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SAPについて個人的なメモをまとめたブログです

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【SAP Tips】SAPテーブルで変更履歴を残す方法

SAPテーブルでは変更履歴を残す設定が可能です。T-Code:SE11でテーブルを開いて、メニューにある技術設定をクリックし、一般プロパティタブの一番下の方にログデータ変更というチェックボックスがあります。ここにチェックが付いているとデータ変更履歴が残ることとなります。ここのチェックはトランザクションデータのテーブルには基本的についていないです。システム設定などのテーブルで付いていることが多いです。
変更履歴は「DBTABLOG」というテーブルに保存されます。日時、テーブル名、変更ユーザなどの情報がわかります。
変更履歴をトラックキングしたいときなどはこの仕組みにより可能になります。ただ、闇雲に変更履歴をオンにするとデータ量が膨大になるためデータボリュームが少ないテーブルが対象になります。

また、伝票・標準マスタ(品目や得意先など)の場合はCDHDR/CDPOSなど変更履歴テーブルへ保存される仕組みになっています。