SAPテーブル(請求関連)
請求伝票に関連するデーブルはVBRK(請求ヘッダ)、VBRP(請求明細)を始めとして複数のテーブルから構成されています。SAPでアドオン設計をすることやデータの調査をするためには、これらのテーブル関係を把握しておく必要があります。
テーブルID | テーブル名 | テーブル説明 |
VBRK | 請求伝票ヘッダ | 請求伝票のヘッダテーブルです。VF01/VF04で請求伝票(売上)を作成するとレコードができます。主な項目として、販売組織、流通チャネル、会社コードなどの組織項目や請求伝票番号、請求伝票タイプ、支払人、請求日、支払条件、通貨などの項目があります。 |
VBRP | 請求伝票明細 | 請求伝票の明細テーブルです。VF01/VF04で作成された請求伝票の明細データが格納されています。主な項目として、請求伝票番号、明細番号、品目コード、請求数量などの項目があります。 |
KONV | 条件 (トランザクション) | 伝票の価格条件(単価、値引き、税など)が格納されています。伝票条件番号により、VBAK・VBRKなどの伝票テーブルとリンクします。 |
VBPA | 販売伝票: 取引先 | SDの販売伝票(トランザクションデータ)に登録されている取引先データ(受注先、出荷先、請求先、支払人)が格納されています。 ヘッダデータに対するレコードは明細番号が000000として登録されます。 |
VBUK | 販売伝票: ヘッダステータス | 販売伝票ヘッダのステータス情報が格納されています。S4 HANA以降はこのテーブルは廃止され、VBRKに統合されました。 |
VBUP | 販売伝票: 明細ステータス | 販売伝票明細のステータス情報が格納されています。S4 HANA以降はこのテーブルは廃止され、VBRPに統合されました。 |