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SAPについて個人的なメモをまとめたブログです

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SAP MM業務プロセス 外注加工

キーワード
SAP MM、外注加工
外注加工とは
外注加工とは製造業などにおいて原材料や部品を外注加工業者に供給して、製造・加工を委託するプロセスです。SAPでは、この外注加工がどのようなプロセスで行われているかを見ていこうと思います。
例えば、パソコンの製造をしている会社があり、パソコンへの塗装については塗装業者に委託します。まず、製造業者はパソコンのケースを塗装業者に送ります。塗装業者ではそのケースに色付けを行います。そして、色付けしたケースをパソコンの製造業者に送り返します(実際、このようなことはやっていないのでしょうが、、あくまで例です)。
【外注加工ステップ】
1. 購買発注伝票作成(明細カテゴリ:L) T-Code:ME21N
 ※品目データタブの構成部品をクリックして、構成品を確認する
2. 加工先への構成品出荷 T-Code:ME2O
3. 出庫確認 T-Code:VL02N (構成品の出庫確認です)
4. 完成品入庫 T-Code:MIGO
5. 請求書照合 T-Code:MIRO
3で構成品を出庫しますが、特殊在庫O(仕入先支給在庫)となりどの保管場所にも属さない在庫となります。4で完成品入庫したタイミングで構成品は特殊在庫から出庫されることとなります(完成品入庫までは、構成品は自社資産扱い)

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