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SAPについて個人的なメモをまとめたブログです

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フリーランスSAP技術者の報酬について

フリーランスでSAPエンジニアになった場合の月額報酬は経験上ですが、だいたい以下のような感じだと思います(感覚的なものです)。

・開発者:70 - 100万円
・設計者:80 - 120万円
・コンサル:100 - 200万円
・マネージャ:200万円以上 -

これを高いか低いかは受け取る人によってそれぞれだと思いますが、一般的な企業の給与と比較すると非常に高いと思います。一般的に、システム開発業界では企業勤めからフリーランスに転向するだけで年収(収益)は2倍程になることは珍しくないと思います。ただそれを考えても、SAPの仕事はJavaとか他の案件に比べて圧倒的に高いと思います。
ちなみに、コンサルティングファームのシニアマネージャクラスだと月単価400万円とか行くとか
聞いたことがあります(目が点に・・・)。あくまで、単価で給与ではないですが、年間にすると4800万円です。生活コストの低い私なら、それだけで20年くらい暮らせてしまうのでは、と思ってしまいます。
これほどSAP案件が高額な理由ですが、よく言われているのは、複雑な業務知識を学習する必要があることや大規模プロジェクトで大手優良企業のシステム投資予算が大きいことなどが言われています。もちろん、それらの理由も大きいのでしょうが、一番は需要と供給のアンバランスだと思います。
民間から杉並区和田中学校の校長先生になった藤原和博さんは、高い報酬と低い報酬の差は「希少性」にあると言われていますが、まさにSAPの案件にも言えることだと思います。SAPを導入したい企業は多くありますが、SAPの技術者には誰もがなれるわけではないので、レア度が比較的高いんですよね。SAPに関する技術本も少ないですし、ネット上の情報も少ない(特に日本語は‥)。そして、SAPの資格を受けるには数万円(6万円だっけ?)かかり、さらに中には、その資格を受験するための数十万円単位の講習も受講する必要があると。こうして考えると、大手コンサル会社やSI会社がこぞってSAP事業に力を入れるのもすごいよくわかります。

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